
モモリフォームアカデミーの牛山です。
今回は「多能工職人養成プログラム」に参加されている齊藤さんの受講者さんインタビューをご紹介します。
目次
牛山:
今日は研修に参加されている齊藤さんに、いろいろとお話を伺っていきたいと思います。よろしくお願いします。
齊藤さん:
よろしくお願いします!
齊藤秀和と申します。
年齢は49歳で、今年50になります。
現在は製造業の会社に勤めている会社員です。
牛山:
今のお仕事とは全く違う業種に興味を持ったということですね。
齊藤さん:
はい、そうなんです。
製造業にはもう丸20年携わってきましたが、仕事に慣れすぎてしまい、正直飽きてしまったというのが大きいですね。
刺激がなく、スキルも伸び悩んでいると感じていました。
■多能工職人養成プログラムに参加して感じた変化
牛山:
プログラムに参加して、何か変化はありましたか?
齊藤さん:
はい。今も会社に勤めながらの参加ですが、研修に行くのが待ち遠しいんです。
会社の仕事自体が楽しくなったというより、このプログラムに参加していることが日々の楽しみになっています。
気持ち的には、本業が副業になったような感覚です。
牛山:
印象に残っている研修はありますか?
齊藤さん:
自宅に戻ったときに、自宅の見方が変わったことです。
研修で水回りの仕組みを見てから、家の洗面台の下を開けて「うちもこうなってるんだ」と発見がありました。
排水の流れが悪くなった際も、自分で直してみようと挑戦して、見事に解決できました。
牛山:
他のスクールとの違いや、なぜ私たちのスクールを選んでくださったのか、教えていただけますか?
齊藤さん:
他のスクールには参加したことがなく、内山さんのモモリフォームさんが初めてでした。
決め手になったのは、X(旧Twitter)での投稿を見たことです。現場の写真やコメントがとても分かりやすく、共感を持ちました。
「この人に会って話を聞きたい」と思い、夫婦でクロスのワークショップに応募しました。
そこで牛山さんの人柄に触れ、「この人から学びたい」と強く思いました。
牛山:
プロを目指す方向けの内容としては決して安くない金額ですが、それでも受講を決めた理由は?
齊藤さん:
実際に説明を聞いて、
に強く共感しました。
私は製造業でものづくりをしているので、技術は実際にやらないと身に付かないと実感しています。
また、指導する立場でもあるので、繰り返し実践して、気づきを得て、それを修正していくという流れの大切さが身に沁みています。
この金額は、内容に対して決して高くないと感じました。
牛山:
他にも受講後に実際にやってみたことはありますか?
齊藤さん:
お風呂の鏡のサビが気になり、研修で学んだことを活かして自分で交換しました。
最初は少し不安もありましたが、牛山さんに相談して、仕組みを教えていただきました。
そのアドバイスのおかげでスムーズに交換でき、自信にもつながりました。
牛山:
習得したスキルを今後どのように活かしていきたいと考えていますか?
齊藤さん:
私はすでに会社を辞める決意をしています。
やはり生活のために収入を得る必要がありますし、このスキルを使ってお金をいただけるようになりたいと考えています。
また、今の建築業界は職人さんが不足していると聞きます。
だからこそ、牛山さんのように、幅広い技術を持って、困っている依頼主の方の要望に応えられるような存在になりたいと思っています。
牛山:
今のお仕事とは違って、依頼主と直接接することができますよね。
齊藤さん:
はい、そこが大きな違いです。
今の会社では企業間のやりとりが多く、直接「ありがとう」と言ってもらえる機会が少ないです。
でも、この仕事なら目の前の人に喜んでもらえる。それが一番のやりがいだと思います。
牛山:
このプログラムをどんな人におすすめしたいですか?
齊藤さん:
近所に建築業界の職人さんが多いのですが、みなさん専門が分かれていて、大工さんは大工仕事だけ、設備屋さんは水回りだけというふうになっています。
だから「クロスも貼れたらいいのに」と感じることが多いです。
複数の技術を身につければ、わざわざ遠方まで仕事に行かなくても済むし、仕事の幅も広がると思います。
そういう意味でも、現職の職人さんたちにおすすめしたいです。